「肋間神経痛」とは

胸椎から肋骨に沿って走る肋間神経が刺激を受け、痛みを感じる疾患です。

筋肉がよじれるような胸が締め付けられるような痛みが入ります。

注意点として

肋間神経痛と似たような症状をおこすものがあるので

長く続くようなら病院での受診をおススメします。

例：肋骨骨折、狭心症、心膜炎、気胸、逆流性食道炎など

原因としては

ストレスや筋緊張、脊柱の変形により神経が圧迫され生じるとされています。

他にも

・繰り返す咳やくしゃみなどの風邪症状

・帯状疱疹

・胸椎椎間板ヘルニア（脇下にシビレ）

・変形性脊髄症

・脊髄腫瘍

・疲労

・打撲による内出血

・圧迫骨折

・筋肉の炎症

・ホルモンバランスの乱れ

・不良姿勢（猫背、腰痛）

などさまざまです。

症状としては

肋間神経が、神経の走行に沿ってピリピリとした疼痛が

第５～第９肋骨の片側を中心に生じます。

深呼吸や身体を捻る動作で増悪することが多いです。

肋骨あたりが「ジワジワ」「ピリピリ」「ズキズキ」といったように鋭く痛みます。

痛みの出る場所は上半身の右半分または左半分であることが多いです。

当院では「肋間神経痛」に対して次の方法でアプローチしています。

・灸（圧迫の原因となる筋緊張緩和、神経の興奮の鎮静が目的）

・ASTA鍼（神経を圧迫している原因へアプローチして圧迫を取り除き、痛みを緩和）

帯状疱疹の場合は病院の受診を勧めております。

何かありましたら一度ご相談ください！