足関節捻挫の原因と対処法｜浦安駅｜あさひろはりきゅう整骨院浦安院

「捻挫」とは、

関節周囲の軟部組織（主に靭帯や関節包など）の損傷のことを言います。

足関節捻挫は捻る方向によってケガをする場所が変わります。

①内反捻挫：足関節が内返し（足裏が内側を向く）することによって起こる捻挫

②外反捻挫：足関節が外返し（足裏が外側を向く）することによって起こる捻挫

足関節捻挫は発生頻度が高く、その中でも内反捻挫が多くみられます。

内反捻挫では前距腓靭帯を損傷することが多いです。

捻挫した際、距骨という骨が正常な位置からずれてしまい、

痛みや足首を動かすと制限がかかってしまいます。

また、捻挫をした際に安静や固定処置を

しっかりと行っておかないと

後に捻挫を繰り返しやすくなってしまいます。

捻挫の程度を３つに分けると

Ⅰ度損傷：靭帯の一部断裂、痛みや軽度の腫れ

Ⅱ度損傷：靭帯の部分断裂、関節の運動制限

Ⅲ度損傷：靭帯の完全断裂、関節が不安定となり症状すべての程度が強く出る

になります。

原因としては

・スポーツ時に足を滑らせて捻る

・ジャンプ時の着地に失敗したりして足を捻る

（バスケットボールやバレーボールなどで多いです）

・階段や段差を踏み外す

・ヒールで歩いてて転んでしまう

など、日常生活においてもいつ起こってもおかしくありません。

症状としては

患部の痛み・圧痛・熱感・腫脹・内出血

がみられます。

内反捻挫の場合、

外くるぶしの前下方に腫れや内出血が出ます。

捻挫の程度によっては痛みが強く歩行不能になることもあります。

捻挫と合併するものとして、

第５中足骨基部骨折や靭帯付着部の裂離骨折などがあります。

当院では「足関節捻挫」に対して次の方法でアプローチしています。

視診・触診・検査を行った上で痛めてしまっている部位を確認します。

まずは抗炎症・鎮痛・安静を目的として症状の度合いにあわせて施術メニューを決めます。

・超音波治療（捻挫で損傷した足関節付近の軟部組織に超音波を当てて抗炎症作用、患部の修復）

・テーピング・包帯固定（関節を固定することで補強し痛みを緩和、不安感を和らげる）

・骨盤矯正（前方変位した距骨の矯正により足関節の痛みを緩和、再発防止）

足関節捻挫は放置してしまうと

傷ついた靭帯や関節が緩くなってしまい「捻挫グセ」へとつながる為、

捻挫に対するリハビリを矯正というアプローチで行っていきます！

捻挫した後の処置方法としては

できるだけ安静にすることと

患部に熱っぽさや腫れがみられる場合は

アイスノンなどで冷却をしましょう。

温熱刺激をいれすぎると痛みがかえって強くなる可能性があるため

まずは安静・冷却をしてみてください。

何かございましたら一度ご相談ください！